屋根裏断熱材、内装防音材など多種多様に使われてきたアスベスト。見た目がロックウールでもアスベストが混入している場合もあります。
1975年に「吹き付けアスベスト禁止」となり「吹き付けロックウール」へと移行しましたが、75年から95年までは5%以下のアスベストを含むロックウールが吹き付け建材として使用されてきました。
7月29日付けで文科省が示した学校施設再調査では、調査対象建材は96年度(H8年度)以前に竣工した建築物(改修工事も含む)となり、具体的判断基準として30品目(吹き付けアスベスト9品目、アスベストを含有する吹き付けロックウール17品目及び湿式アスベスト吹き付け材4品目)を示しています。
*従来は「1955年~1980年」とされてきていたが調査対象で「1996年度以前」となり、対象建物のアスベスト調査、除去が望まれます。